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2010/09/04

エテュード化にあたり from箕川功貴

 音現象をエテュード化するという課題について、条件、テーマ、ア、環境をそれぞれチョイスしてもらいました。さて、そのやりとりですが、次のことを生かすようにしてください。

1.自らの弱点、欠点、罪責感、恐れ、怒り、認めてもらおうとしていることなどを羅列する
2.そこからいくつかの言葉を即興的に選び出す
3.相手が出した言葉に対して、そのネガティブな考え方をポジティブに転換することを心がける

<例>

A 「私は緊張しいで、肝心な時になるとうまくいかないで、なかなか認めてもらえない・・・。」
B 「でも緊張するから、それが慎重さや前もっての備えにつながるじゃない。だから、あなたは大きな失敗はしないのよね。」
A 「では、なぜ認めてもらえないんだろう」
B 「誰に認めてもらいたいと思っているの?」
A 「誰にって、世間によ。」
B 「世間って、このベンチに?」
A 「ベンチ?」
B 「そうよ。私たちにはこの長~いベンチしかないんだから。あのときのことが悔やまれてならないわ。」
A 「でも、人は悔いるから反省があって、新しい気持ちでまた(力を込めて)踏ん張っていけるんんじゃない。」
B 「でも、このベンチさえなければ・・・」
A 「このベンチがあるから、こうして私たち一緒にいられるのよ。」
B 「でもまあ、こんなに遠くに離れて。どうしてそんなに遠くにいるわけ?」
A 「だから私、人前に出ると何もしゃべなくなるから・・・」
B 「そんなに美しくて、かわいくて、お話も上手で、贅沢な話だわ。私なんかこの顔よ。」
A 「でも、そんな顔だからみんなも安心するのよ。美人を見るとみんな想像以上に期待するのよ。」
B 「ねぇ、これなんとかならないの?」
A 「それだけはなんともならないうのよ。人間は名前も顔も国も家も両親も選べないんだから。」
B 「まあ素敵!じゃあ、それ以外のものはぜ~んぶ選べるんだ」

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