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2010/06/20

エンタの極意1=公開オーディション課題テストの秘密=

 それはどうということもないシーンである。しかし、それがプロの手にかかるとこれほどに興味深く、なんとも見逃せない一コマとなる。それをただの芝居にするか、エンタメにするか、この違いをはっきりさせるキーワードは、「共感」にある。                              

 わざわざ身体を使ってライブで動き回る。それほどのエネルギーを使って「なるほど。その通り」と同感させたところでなんになろう。共感させなくては、ドラマがドラマである必然性がない。あり得ることがあり得るように納得できるならば、わざわざ芝居にする必要もない。あり得ないことがあり得るように共感できるからおもしろい。考え方も価値観も習慣も文化も言葉も、そんなものを乗り越えて無条件でアグリーできる。それが共感だ。

 あるある、いえるいえると理屈抜きに、わけもわからずついつい納得してしまう。まさしく、そのシーンは弾けている。ちょっと人生としっかり向き合ってみようかという気にさせる。思わず心が弾けて、気づくと涙が笑いに、不安が喜びに、失望が希望に変わっている。これが怒涛のごとく押し寄せる世界のエンタメへの入り口だ。

 今回の公開オーディション課題。もちろん応募者諸氏にも挑戦してもらうが、それ以上にセラ・ジャパンのアクターたちに注目だ。このなんということもないシーンをセラ・ジャパンのアクターたちが、エンタメの入り口にあなたを招待してくれる。思わず弾けて共感してしまえば、まずは成功である。これがたった8回ほどのレッスンの成果だ。乞うご期待!

 ちょっとハードルを上げ過ぎたかな?!

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