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2010/03/15

「ジュリア」

リリアン・ヘルマンの自伝「未完の女」の続きとして発表されたのが「ジュリア」。
30年以上前に映画化されアカデミー賞も取った作品だ。
当時、演技派と言われていたジェーン・フォンダとヴァネッサ・レッドグレープの共演。
デビューしたてのメリル・ストリープも少し登場する。

当時この映画を観た時、なんだかな?~って感じでピンとこなかった。
私はとーっても若かったし、政治色は強いし、二人の女の「生きざま」は、どこか異境のおはなしで理解不能。
とにかく全然面白くなかったのだ。地味だし。

ところが、です。

最近この映画を見直して、私は初めて知るのです。
リリアンのどこか怯えながらもどうにも止まらないパッションや、ジュリアの凛とした強さと愛を。
そして二人の貴い友情と、孤独を。


若いときには見えなかったものが見えてくる。
二人の女優の素晴らしい演技さえ、今になって初めてわかるのでした。
この映画に拘らず、年齢を重ねたからこそ気づく大切なことが人には多い。
だから私は再び演劇の世界に戻ってきたのかもしれません。

年を取るって悪いことばかりじゃない。
しなやかな体もピチピチした肌も、色んなものを失うけど、(ノ_-。)
しなやかなハートと感性だけは輝きを増す、はず。

でも、それだけじゃダメ。
そのしなやかなハートを表現できる確かな演技力がなきゃ絵空事。

本物の絵を魅せたい。
それが、セラ・ジャパン。(y)

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